蛭川研究室 断片的覚書

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サイケデリック体験と心理尺度

https://www.researchgate.net/profile/John-Akers/publication/337592974/figure/fig3/AS:830168394366979@1574938977621/Altered-States-of-Consciousness-Scale-55.png LSD、シロシビン、ケタミン、MDMAの11D-ASCによる評価[*1]

クラシック・サイケデリックスであるLSDとシロシビンは類似した作用を示すが、解離性麻酔薬であるケタミンは自我の解体と不安を起こしやすく、エンタクトゲンであるMDMAは知覚の変容や不安をともなわずに歓喜の感情を特異的に引き起こす。

不安の強さは、ケタミン>>LSD>シロシビン>MDMA、である。

https://media.springernature.com/full/springer-static/image/art%3A10.1038%2Fs41598-019-50612-3/MediaObjects/41598_2019_50612_Fig6_HTML.png?as=webp リトリートにおけるシロシビンとプラセボの比較(5D-ASC、11D-ASC、MEQ30)[*2] シロシビンの使用と比較すると、プラセボを投与されたリトリートでも効果があることがわかる。共感覚などの知覚変容はサイケデリックスによる薬理作用でしか起こらない。


記述の自己評価 ★★★☆☆ (つねに加筆修正中であり未完成の記事です。しかし、記事の後に追記したり、一部を切り取って別の記事にしたり、その結果内容が重複したり、遺伝情報のように動的に変動しつづけるのがハイパーテキストの特徴であり特長だとも考えています。)


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CE2023/04/28 JST 作成
CE2022/04/28 JST 最終更新
蛭川立