蛭川研究室 断片的覚書

私的なメモです。学術的なコンテンツは資料集に移動させます。

呪術・シャーマニズム

〈神の肉〉のルネサンス ー シロシビンの現在進行形 ー

この記事には医療・医学に関する記述が数多く含まれていますが、個人の感想も含まれており、その正確性は保証されていません[*1]。 1995年→世界各地で #アヤワスカ #シロシビン #大麻 を用いた儀礼を #構造主義 的に #参与観察 し #瞑想 など #変性意識状態 …

印鑑 ー古代から未来へー

漢代の金印である「漢委奴国王印」「廣陵王爾印」「滇(テン)王之印」は同じ時代に作られたものだという。 漢代の雲南に存在した滇(テン、Diān)王に授けられた金印が雲南省立博物館にあると聞いて行ってみた。博物館は開いていたが、かんじんの金印は貸し…

邪術と妖術

エヴァンス=プリチャードは『アザンデ人の世界』[*1]の中で「アザンデ人は、その性質がいかなるものであれ、病はすべて妖術か、邪術のせいだと考える」(和訳、550頁)と述べている。ここで「呪術(magic)」とは、「呪薬(medicines)」を用いることによっ…