蛭川研究室 断片的覚書

私的なメモです。学術的なコンテンツは資料集に移動させます。

2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

2003年4月 SARS流行下の中国 四川省・雲南省での調査記録

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「やってみなはれ。やらなわからしまへんで」

hirukawa-notes.hatenablog.jp承前。 www.suntory.co.jp 人生とはとどのつまり賭けや。やってみなはれ[*1](鳥井信治郎(1879〜1962)) エンベロープウイルスに対してはエタノールの濃度が40%以上あれば充分らしい。鳥井商店[*2]から実験用に取り寄せた40…

【覚書】コウモリは「食べるのに適している」のではなく「考えるのに適している」

アメリカ人類学会の特別シンポジウムに参加すべく、やりとりをはじめた。 親愛なるヤン お返事をありがとうございました。あなたの仰ることはよくわかります。 たとえ11月になったとしても、ロンドンにいるあなたも、東京にいる私も、アメリカへ飛んでいける…

【覚書】職場単身隔離研究生活

職場の教職員組合への提言が取り上げられなかったので、再度の提言を行う。理系実験系においては研究の場が生活の場だったものだ。 教職員組合から理事会への申し入れのを拝読いたしました。 内容自体は妥当なものだと考えますが、不足している点があります…

【覚書】赤レンガ通院記

在宅勤務でもやるべきことはたくさんあるのだが、外出せず家でじっとしていると過眠症が悪化してしまう。ドーパミンを増やす薬が著効だが、それは対症療法にすぎない。通院は自粛しない。病院に行くと体調が良くなるからである。 「人身事故」は翻訳されない…

酒を蒸留して消毒液にすると3万人の命が救える?

消毒用アルコールの濃度は70%である。これより濃度の薄いものは、蒸留して濃度を上げればよい。ウイルスのエンベロープを融解させるには、30%以上で十分だという研究もあるらしいが、他の細菌類も含めて考えるのであれば、できれば70%程度がよいだろう。…

走婚ー雲南モソ人の別居通い婚

緊急事態下で、日本政府は、国民一人に10万円を給付するという。給付対象者は全国民なのだが、受給権者は、世帯主だという。ただし「配偶者からの暴力を理由に避難している者」については特別な配慮をするという[*1]。配偶者どうしの同居は文化的前提である…

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「中国加油」「前進、前進」「継続前進」「希望、就在眼前」

SARSの流行による「緊急状態」は、2003年4月2日から5月30日までだった。講義教材の準備という意味もあり、そのときの資料を発掘、整理している。意外に写真や動画が見つからない。騒動の最中にいるときには写真など撮っている余裕もないし、撮っているところ…

何日君再来 現在要微笑

17年前の今ごろ、2003年の4月の半ば、雲南省と四川省の省境で発熱し、まるまる一昼夜寝込んでしまった。チベット人のお坊さんたちが重低音で読経しながら自分の葬式をしているという悪夢にうなされていた。潜伏期間から逆算して、街の市場で食事をしたときに…

苦痛の軽減は手段・快楽の増進は目的:意思決定論の基礎

緊急事態宣言下でも病院には行く。通院のための外出は、自粛要請の例外事項としても認められている。なぜ病院に行くのか。病苦を軽減するためである。外出すれば別の病気で自分や他人の病苦を増やしてしまう可能性もある。リスクとリスクを比べて、隔週で通…

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【文献】『モソ人母系社会の歌世界調査記録』

この記事には医療・医学に関する記述が含まれていますが、その正確性は保証されていません[*1]。検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。この記事の内容の信頼性について検証が求められています。確認のための文献や情報源をご存じの…

「薬物依存に対するアヤワスカ補助療法:カナダにおける予備的観察研究の結果」Table1.の尺度の訳語

DERS Difficulty in Emotion Regulation Scale(又は、 Difficulties in Emotion Regulation Scale) →感情制御困難性尺度 ci.nii.ac.jp PHLMS Philadelphia Mindfulness Scale →日本語訳なし 但し、"The Philadelphia Mindfulness Scale for Mothers; PHLMS…

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