蛭川研究室 断片的覚書

私的なメモです。学術的なコンテンツは資料集に移動させます。

2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

職場で寝泊まりするという選択肢もある

17年前の3月には中国で調査をしていて、謎のウイルスと戦っていた。混乱の中にも色々と学ぶところがあった。自宅にこもっていると、なおさら過去の武勇伝ばかりを思い出してしまう。老化のゆえにだろうか。そうは思いたくない。ふだんは、一人で本や論文を読…

外出自粛勧告下出勤

政情の安定した日本で、外出自粛、集会自粛の勧告が行われるのは、異例のことである。出勤が必要な仕事もほとんどキャンセルになってしまったものの、今日は学生相談一件のためだけに出勤。不急とはいえ臨床的な業務は休業しないというのが職場の倫理。授業…

西暦2020年度4月の講義計画思案中

(このページは下記URLに移転しました。) hirukawa-classes.hatenablog.jp

【文献】大黒岳彦「量子力学・情報科学・社会システム論」『現代思想(2020/2)』

この論考では、量子力学と情報科学が止揚されたものとして、量子情報科学の枠組みが議論されている。 量子情報科学が思想次元で為し遂げたことは、大きくいって二点ある。第一は、物理的リアリティを構成する三つの〈相=層〉の存在と、この三〈相=層〉が独立…

「病いという物語」と認知バイアス

この記事には医療・医学に関する記述が数多く含まれていますが、その正確性は保証されていません[*1]。検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。この記事の内容の信頼性について検証が求められています。確認のための文献や情報源をご…